元々、このサイトは自分が生きてきた時代を辿る旅のつもりで始めたのであるが、父母が生きた時代の物や他の趣味で購入した物も公開する気になった。このページは、”高い物”が好きな私が、東京の「凌雲閣」の絵ハガキをヤフオク!で落札した時に一緒に付いていた物である。凌雲閣は浅草十二階とも呼ばれていた。大正12年(1923年)に起きた関東大震災で半壊し、解体されてしまった。私は、母からその事を聞いた時、大正時代に十二階の建物があったことにびっくりした。実際、どんな建物であったかを知ったのは、2009年10月に江戸東京博物館でミニチュアを見た時である。とても素晴らしい外観であったが、建物として造りは貧弱だったらしい。
ここで公開の8枚はセットであったかどうかは分からない。しかし、おおむね同時代のものと思われるが、写真の人や車を見てもいつ頃の物であるかは私には分からなかった。全て未使用であるが、このうちの一枚に一銭五厘の切手が貼ってあった。ハガキ料金が一銭五厘であったのは1899年(明治32年)から1936年(昭和11年)である。また、貼ってあった田沢型と呼ばれる切手は1913年(大正2年)から1933年(昭和8年)まで発行されていたが、使用されていたのがいつまでかは分からない。
ハガキはいつまでも使える物であるし、切手も発行されなくなっても使える物であるから、この8枚がいつ頃販売されていた物かを特定するのは難しい。ただ、1936年(昭和11年)以前に購入した物であるのは間違いないであろう。
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